信貴山城

3/13
前へ
/3000ページ
次へ
その様子を天主の屋根で 剣の姫巫子がじっと見ていた。 手には、大きな風呂敷き包み 「あそこね」 言うなり頭より飛び下りた。 五層七階、高石垣の上に建つ 大天主から一気に飛び降り 地上擦れ擦れでクルリッ とんぼを切りフワリと 音も無く着地した そのままスーと足も動かさず 茶室に向かう。 まるで宙を浮いている様にimage=379917873.jpg
/3000ページ

最初のコメントを投稿しよう!

208人が本棚に入れています
本棚に追加