少女と少年とチョップ

2/5
前へ
/26ページ
次へ
「はぁ、すごい人混みだったわねぇ…」 ため息混じりにソラ。 「だから言ったじゃないですか。それを無視してつっ込むからですよ」 やれやれといった感じのアリア。 「だって真っすぐ行ったほうが早いじゃない、なんでわざわざ回り込まなきゃいけないの?」 「時と場合を考えて下さいよ…」 独自の持論を持ち出すソラに、アリアはじゃっかん疲れた様子だ。 「…あれ?」 「どうしました?」 「あそこ…」 ソラが指差した先には一面に広がる花畑。 そこには小さな… 「女の子…ですね。なにをしてるんでしょうか」 「チョット聞いてくるわっ」 「え…あ、ちょっ…」
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加