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「はぁ、すごい人混みだったわねぇ…」
ため息混じりにソラ。
「だから言ったじゃないですか。それを無視してつっ込むからですよ」
やれやれといった感じのアリア。
「だって真っすぐ行ったほうが早いじゃない、なんでわざわざ回り込まなきゃいけないの?」
「時と場合を考えて下さいよ…」
独自の持論を持ち出すソラに、アリアはじゃっかん疲れた様子だ。
「…あれ?」
「どうしました?」
「あそこ…」
ソラが指差した先には一面に広がる花畑。
そこには小さな…
「女の子…ですね。なにをしてるんでしょうか」
「チョット聞いてくるわっ」
「え…あ、ちょっ…」
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