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「目標を確認。間違いありません。」
薄暗い宿の二階の一室。窓からソラとアリア見つけて、奥にいる男に報告する。
「どうやらあの情報は間違ってなかったようだな。」
薄く笑いを浮かべ、そう言う男。
「殺るんですか?」
「仕方ないだろう、『上』からの命令だ。仕事が"一つ"増えたが、まあ大したことはない」
淡々と言い放つ。
「おそらく向かう先は同じだ。手間が省けてよかったじゃないか」
「では…」
「あぁ、予定は変わらん。あの『小娘』を殺して『ゼロ』を手に入れる」
そう言った男はニヤリと笑みを浮かべた。
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