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車を運転する俺に、華純と遊びながらまゆが膨れている。
口にしなかっただけで、昔っからまゆが何しても可愛いと思ってはいたんだが………。
「なぁ、まゆ………は、俺とケンジと居て……そのややこしくないか……???」
かなり、気になっていたんで聞いてみた。
しばらく、まゆは窓の外を眺めていたが………小さな声で答えた。
「巧はさ……………、ケンジといるの……嫌??」
はい????
「私ね…………巧と付き合ってて…………すっごく幸せだったの。でも………あの時、どん底に突き落とされた感じだった。ケンジがいたから、普通に呼吸ができた。
ケンジは、酸素だったみたい。」
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