Gの鼓動

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とある研究施設の廊下に、夜の静寂を切り裂くように警報が鳴り響く。 オペレーター『各員に告ぐ!32ブロックにて経過観察を行っていた被検体Aが逃走を図った模様!繰り返す・・・』 研究所職員「いいか、奴が外に出るのを絶対に阻止しろ!」 研究所職員「発砲の許可も出ている!最悪射殺してもかまわん!」 職員達の怒号が飛び交う中、被検体Aと呼ばれる検査服に身を包んだ少女が通路の影で息を潜める。歳は15~6歳といったところだろうか。 少女「はぁ・・・はぁ・・・早くここから・・・でなくちゃ・・・」 研究所職員「いたぞ!」 その時、職員の1人が通路の影にいる少女を発見する。 少女「・・・逃げなきゃ!・・・きゃっ!?」
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