ゲーム開始

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「・・・・彩芽さ。」 『え?』 「さっきから100万円、100万円って何? 何かあったんでしょ。」 『え、う、いや・・・』 「あーやーめー?」 『・・・・』 これ以上、隠す必要もないだろうと思い、さっきあった出来事を結に話すことにした。 「・・・へーえ。」 『なに・・・』 話し終わって、もっと驚くのかと思ったのに、まるで分かっていたかのような反応を示す結。 「彩芽、新崎の噂のこと知らないの?」 『噂?』 「・・・彩芽って本当に興味無いことは、とことん興味無いよねー。」 『いいでしょ別にー』 結の呆れたような態度に、少し拗ねる。 「・・・・それで。 新崎はね、その彩芽に持ちかけたようなゲームを何回もやってるんだよ。」 『えっ・・・』 「まさか彩芽が次のターゲットになってたとはね・・・・でも、あたしに言ってくれて良かったよ! 絶対に断るんだよ? あたし、あれで泣いた子・・・・結構見てるから。」 .
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