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2015年10月20日 AM0:35
『よし、俺達はこれより捕虜の救出に向かう!
ここの奪還の為、そして韓国の奪還の為に、力を貸してくれ!
頼んだぞ!』
『はーい!』
『任せろ』
『ここは僕らの場所だ!』
俺の口上に、口々に気合いを入れる事で答えてくれる40人の少女達。
その中から、雪華が俺の元へ歩いて来た。
『頑張ってね、ハニービーさん!』
『ああ、俺達は俺達の最善を尽くすつもりだ。
そっちも、頑張れよ』
『うん!』
ザックを背負い、得物の3挺を携えて。
さあ、出発だ。
「スパイダー、オリックス!
行くぞ!」
「よし来た!」
「よし来た!」
ドアを静かに開き、俺達は暗い敵地に飛び出した。
―――SIDE CHANGE―――
「………雪華ちゃん?」
(ぽ――………)
「雪華ちゃんってば!」
(にゃ―――………)
「そ・ふ・あ・ちゃん!!」
(にゃっ!?)
「にゃっ!?」
「にゃっ!?
じゃないよ!
いつまで扉見たままぼーっとしてるの!?」
「あああああ春寧ごめん!
すぐにどくね!!」
「………雪華ちゃん、何慌ててるの?」
「いや?別に慌ててなんててててて」
「…………17年間異性に興味の無かった雪華ちゃんが、遂に恋しちゃったか――……」
「うにゃああああっ!?////」
「ま、かっこいいよね、ハニービーさん…………////」
「っ!………うん!」
「さ、並ぼ!
ハニービーさんの為に、私達が頑張らなきゃ!」
「うん!」
―――SIDE CHANGE―――
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