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歩いて10分ほどの所にその喫茶店はあった。喫茶店というよりもカフェといった方がいいオシャレな造りで、南南東の大きな窓から入る光が店の中を照らし、その店には似つかわしくないヤンキー風のマスターがカウンター越しにユチョンに手をあげる。
「ちわーすっ、、、」
「今日は友達づれか?」
「俺のバイトが終わるまですみっこで待たせてもらってもいいすかね。」
ジェジュンがペコリと挨拶する。
「友達もイケメンだね、、、すみっこと言わず入り口の目立つところに座ってよ。俺じゃ客が怖がって入ってこない、、、」
マスターが肩をすくめてため息をつく。
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