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「ジェジュン起きろ、店混んできたから店の奥の休憩室で待ってて。」 「うん、、、」 ジェジュンが眠い目をこすりながら伸びをすると店の中がざわめく。 「ユチョン!」 マスターに呼ばれて顔を向ける。 「そのまま座らせておいていいよ。」 「でも、外にも待ちが、、、」 手招きされてユチョンがマスターへ顔を寄せる。 「どうやら彼目当てで客が入ったみたいだ。俺の見立て道理だったろ。」 と自慢気に親指を立てる。 ユチョンが振り返ると、店の外で待っている客があくびをするジェジュンの写メを撮っていた。 そういうことか、、、 「マスターがそこにいていいってさ。」 「ユチョン、暑いからこれ脱いでいいかな?」 日差しが強くジェジュンの席をてらしていた。 「いいよ、寒くなったらまた着て、、、」 言い終わらないうちにジェジュンがパーカーごとシャッを脱ぐ。 「お前、脱ぐのはパーカーだけに、、、」 店内に黄色い歓声が上がり、驚いたジェジュンが腕まで脱ぎかけた服をそのままに、しっかりとユチョンの腕にしがみつく。さらに大きな悲鳴ともつかない黄色い声が上がり、そのままユチョンの後ろに隠れてしまう。
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