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「ユチョン、ユチョン、、、見てみて、、、」
ジェジュンがブーツを履いて玄関でと飛び跳ねる。まるで新しい長靴を買ってもらった子供のようだ、残念だけど今日は雨じゃないぞと心の中でつぶやく。
靴のサイズが俺の方が大きく、脱げそうになるのでブーツを勧めた。ジーンズに編み上げのブーツを履いた彼は満足そうに初めて履く靴の感触に足を鳴らす。外を歩くのにパーカーだけじゃ寒いだろうと、中にシャツを重ね着させたのが気に入らないのか、何度も袖を引っ張って脱ぎたいとうったえてくるが無視を決め込んでやった。
ジェジュンは服や靴がほぼ俺と同じサイズで、新しく買わなくてすんだので助かる。何しろ失業が決まっているからお金は大切に使わないといけない。それじゃなくても生活費は2人分かかることになるから。
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