見上げれば青い空

出会い

ｵﾚ、有名人。

永遠に生きる小林敏之[こばやしとしゆき]✌

6人ｸﾞﾙｰﾌﾟﾒﾝﾊﾞｰの一人✌
[crystal](ｸﾘｽﾀﾙ)
ｱｲﾄﾞﾙやっちゃってます❤

突然の出来事ゎ偶然でゎなく必然だ。

ならば、今ｵﾚの目の前で起きてるのゎ必然的と言うこと⁉

遠くの方から聞こえてくる。

『待ってぇ～～～っ！！！』

不特定多数の人物が、その声の主に注目する。

誰も待たねぇよ…
時ゎ鐘なりって意味わかんねぇ!!💧

ｵﾚもまぁ、人だから？本能的に振り返ってしまってるけど…💧

『ﾊｧ……ﾊｧ…待ってってばぁ～💦』

と言いながら、明らかにｵﾚ目掛けて駆け付けてくる。

ｵﾚ？
ｵﾚのこと、知ってる？

｢ｵﾚゎ、あんたの事知らないから待つ理由もねぇ…」

なんて、ぼやきながら、一人歩きする。

そんなｵﾚを通り越して先回りした“待ってよ女”
回れ右したかと思えば…。

『…ま、待って…』

あ💧やっぱ、ｵﾚ？
まぁ、有名っちゃ、有名だしね。

でも、帽子とｸﾞﾗｻﾝの意味ねぇ➰(￣□￣;)!!

あのぅ…公の場で、かなり目立ってるんですけど💧

用件なら、早く済ませてほしい。

『あのっ、貴方、木村君ですよね!?』

「…はぁ⁉｣

『FUNなんです。ｻｲﾝ下さい!!』
｢いゃ、ｵﾚ、木村ぢゃねぇ…』

否定してるｵﾚの話をよそに、その女ゎ顔を赤くしながら、ｻｲﾝを求めてくる。