プロローグ

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私は、ふと少し散らかった部屋を眺めた 静「…掃除しようかな💧」 静「これはこっちで、あれはあっち、よいっしょっと…あれ?、これって…」 そこにあったのは、少しホコリをかぶった一冊のアルバムだった。 静「これって、大学の時のアルバムじゃん! トモちゃんだ~♪ 懐かしいなぁ…」 何気なく次のページをめくると、そこにはある男性と一緒に写っている自分がいた。 静「健…」 その男性の名前は高城健太 私が心から愛し、私に心から愛される心地よさを教えてくれた人… 私は、急に目頭が熱くなった。 その泣きたい気持ちを、やっとのことで押さえることが出来た。 静「…私はもう泣かないって決めたんだ。」 そう、私は決めたんだ。 夜空と共に流した涙を最後にと…
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