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「翼、身長いくつ?……嘘はつくなよ?」 「……146㎝」 最初四捨五入で150㎝と言おうと思っていたが、見抜かれていたので渋々本当の事を言うことになってしまった。 「146……か。ちっせーな!でも、もう1つ聞きたいことが」 「なに?」 太陽が言葉を言おうとしたとき翼の右隣から拳が飛んできた。 あまりに突然の出来事に、翼は数秒怖くて固まり、動くことができなくなっていた。拳が飛んできた理由、というより犯人は太陽の双子の兄弟、柏木天だった。 「ほら太陽、今生徒会長の話なの。黙ってみてなさい。わかったわね?!」 「なんだよー折角友達が出来たのに。翼、教室でまた話そうぜ」 「あぁ、いいよ。今は話聞こうぜ?」
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