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少年は一人で泣いた。
実力だけならチームの中でも1.2を争うほどだった。でも、ベンチにも入れなかった。
だが、それには1つの理由があった。
「背が高いからって何でアイツラはユニフォームを着れるのに、なんでオレは背が低いからってベンチにも入れないんだよ……!あんなっっ!ヤツ等より、オレの方が上手いのに……!!」
少年は、身長が小学生と間違えるほど、小さかった。
その身長、実に146㎝。
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