第6章 現実、それは地獄

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『桜……』 どこかで私を呼ぶ声がする。 桜「この声………」 ずっとわかっていた。 桜「私、だよね…」 『やっと“私”を見てくれた』 ふわっと私の姿をした“私”が現れる。 桜「いつも声だけだったよね」 『今日は特別なの… ふふ、また貴方に会えるなんてね』 “私”は幸せそうに笑っている。 桜「特別って… もう死んじゃうの? ……………やだよ、      お母さん……」
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