第6章 現実、それは地獄

9/14
前へ
/249ページ
次へ
『貴方は…鋭いのよね…… まさかバレてただなんて…』 桜「ううん…今気付いた。 なんか…そんな気がした」 『そんな気ね…、貴方らしいわ』 桜「お母さん…死んじゃったの?」 『そう…さすがにあれじゃ私も無理だわ』 私は笑った。 釣られてお母さんも笑っていた。 『あのね、私もう時間がないの。 決断しなさい…、生きるか死ぬか……』 桜「お母さんが死んじゃったんだよ…? 私も、死ぬ……」 私がそう言うとお母さんは凄く悲しい顔をした。
/249ページ

最初のコメントを投稿しよう!

108人が本棚に入れています
本棚に追加