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腫れ上がった美季の右足首……
こんな怪我を負わされてでも相手を庇う美季の優しさ……
突き落とした相良の悪口は一言も言わすに『自分の不注意だ』と……
美季を守る事を出来るのは俺だけなのを確信した。
「美季、いじめられていること何故言わなかったの?
僕は君の恋人だよ……」
「泉、私いじめられてなんかいないよ」
「嘘はダメだよ……
今まで黙っていたけど、僕も何度も現場を目撃してるんだ」
「泉」
俺の一言に美季は溜めていた涙を溢れさせ泣き始めた。
「原因は僕たちの交際だろうね」
「泉」
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