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遥side
「好きっす!」
ああ、早く帰りたいのに!
高校一年になった俺、保坂遥は、高校生になって六人目の告白を受けた。
俺は過去に色々あり、人間が大嫌いだ。だから、俺が、人と繋がりを持つのは、ありえない。
「チッ……無理」
「露骨に嫌がりすぎではないっすか!?」
なんだ、コイツ。
俺は、目の前のサイドテールの女子を見る。
彼女は……それなりに可愛いとは思う。
くりっとした丸い瞳が、まだ彼女の顔に幼さを残している。
肌も綺麗で、白いし、背も小さいから、可愛い。
「そんなに見つめないでくださいよ」
「見てねーよ!」
だが、性格は変だ。
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