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無機質な起動音が響く。
続いて身体が落ちていく感覚。
デバイスの中、仮想空間に入り込んだ証。
ノイズだらけの周囲が、見覚えのある街の様子に変わる。
目の前に現れるは【セイバーズ】
今回の敵は先輩チーム
勝ち目なんてあるのだろうか
けれどビビる訳にはいかない。
｢ビビったら負けかなって思ってる。｣
だいたい合ってる。
ただ言い方が・・・緊張感皆無なのはどうしてだろう？
(まぁいいや、今の発言したリョウタはしばこう)
一人ヨウタは確信していた。
リーダー間違ったと・・・
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