学校・イン・パニック

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朝のラッシュは解消された エアボートによって、わざわざ狭い道路を通らなくても、広い空を飛べは良くなったからだ 空に身分はない 空気を切り裂き、飛び回る時、社長、部長、平、あるいは先生、生徒 そんなものをなくしてしまい、空は活気に溢れていた 当然、リョウタ達も学校に行く 一緒に編隊を組んで飛び回る姿は仲の良さを象徴していた。 学校に行くのは苦痛じゃ無いから不登校は無くなった 替わりにサボりが増えることになった 一度学校に着けば、そのまま生徒達のたまり場に直行する リョウタ達もそんな一般的な中学生だった 教師は注意して、プリントを渡す そうすれば皆で勉強を仕出すことを解っていたからだ。 今や授業自体が補習となっていた。
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