第零章

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戒人「…………これは通って下さいって事だな」 勝手に脳内変換した俺はドアを開け中?へ入っていった。 戒人「……………………………………………マジかぁ……………」 ドアを通るとそこは辺り一面高さ10mはあろかと言う程大きな木が生えている。恐らくここは森なんだと思う。 戒人「すげぇ………マジどこでもドアじゃん…」 俺があまりの凄さに感嘆している後ろでバタンッとドアが閉まる音がしたので振り返った。 するとドアが勝手に閉まり下から薄れていき終いには消えてなくなった。 戒人「……………ふぇ?」 情けない声を出した時には既に遅し。ドアは跡形もなく消えてなくなっている。 戒人「…………マジかよ…」 今日何回目のマジかか分からないが今日は変な事が多い。んな事考えている内に頭の中で一つの疑問が生まれた。 戒人(…………どうやって帰るんだよ) こちらに来た時に通ったドアが無くなり帰る手段がなくなってしまった。 戒人(どーすっかなぁ………。帰れねぇよ……。つか、ここどこだよ……。本当に日本かよ……) 頭ん中で考えが堂々巡りしている内に俺の中に答えが出て来た。 戒人(…………………………まぁいっか) 答えって言えねぇな…
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