第零章

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(まぁいい。我はフェンリル。見ての通り魔物だ) 狼はフェンリルと名乗った。 戒人「質問!!」 俺はビシッと手を挙げ質問をした。 フェンリル《……何だ?》 若干引いている様に見えなくないがそこはあえて無視で。 戒人「魔物って何ですか!?」 フェンリル《そのまんまの意味だ》 戒人「それがわかりません!!」 フェンリル《…………》 俺のハキハキした質問にフェンリルは驚きを通りこして呆れた顔をした。 フェンリル《何だ人間。貴様は魔物を知らないのか?》 戒人「知らん!!」 フェンリルの質問に僅か0.1秒で答えた。 フェンリル《…………貴様どこから来た?》 フェンリルは目を細め俺を鋭く見てきた。 戒人「バイト帰りにある路地裏の不自然などこでもドア!!」 俺は親指を立ててニヤリと笑い答えた。 フェンリル《意味がわからん》 次はフェンリルが冷たい言葉で即答した。 戒人「簡単に言うと多分異世界ってとこから」 俺の言葉にフェンリルは若干驚いている。 フェンリル《貴様異世界から来たのか?てゆうか多分って何だ?》 戒人「自信ないから!!」 フェンリルの質問にまた親指を立ててニヤリと笑い答えた。
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