新しい風

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「悪い悪い…。ってあれ?英二は?」 ふと周りをよく見ると先に行ったはずの英二の姿が無かった。 「ん~…しらない!」 知らないって…あんた彼女でしょ。 「ま、どうせトイレに籠もってるだけか。」 とりあえず英二はスルーしておいて、神梛がいるか机を見てみた。 神梛は… 「神梛ちゃんはまだ来てないよ?というか今日一緒じゃないのね?」 オレの視線に気づいたのか亜美がそう言った。 「あ…あぁ。まぁな…。」 やっぱり聞かれるか…一年の頃から毎日一緒に登校するのが当たり前で、その光景をこいつらも見てたからな。 4人での付き合いも結構多かったし… さて、どうしようか…
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