プロローグ

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「誤解だって!!勝手にその子が抱きついてきて、離れたと思ったらオレの手を掴んでだな、そ…その自分の胸に…とっ、とにかくオレは何にもしてねぇ!」 そう、誤解を解いているのだ。 原因としては… ある日…二年生に上がったオレは後輩の1人に告白され今神梛に言ったようなことが起きた。 その最後の場面だけ神梛に見られたという事だ。 屋上に行くことを、神梛に伝えてはおいたのだが…それがいけなかったのか。 「抱きつかれたのはしょうがないとしても、胸触るってなによ!」 「いきなりだったんだよ!反応なんかできる訳ないだろ!」 「だったらもっと早くに突き放したりすれば良かったじゃない!」 厄介なことになかなか分かってくれず、口論が激しさを増す。
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