プロローグ

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「なんだよ!?全部オレが悪いっていうのか!?」 オレも神梛が分かってくれないことに苛立ち、つい止まらなくなる。 「そんなこと言ってないじゃない!わっ私は一応あんたの彼女なのよ!?他の女子に触ったりとかなんて嫌に決まってるでしょ!?ましてや胸なんて…」 神梛は自分の胸元を抑えて言う。 というと神梛の…は控えめなんだ。 だから気にしてる部分もあったはず。 だから本当に嫌だった、二重にも何重にも嫌な気分だったんだ。 だけどオレはそれに気付かず、怒りにまかせ物を言う。 いつもなら歯止めがきくはずなのに今日だけは違っていた。 「彼女ってもっと自分の彼氏のこと理解してくれるもんじゃないのか…?」 「…!?」
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