受験シーズン

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世は、受験シーズン 各地域の中学生はいろんな高校に受験しに各地を駆け回っていた! この作品の主人公と思われる濱中(はまなか)ショウという少年もまた、他の人達と同様に受験しに各地を回っていた… が、しかし!! 彼は既に受験する3つの内2つの高校に落ちてしまったのだ!!(展開早いね♪) 受験前夜… ショウ「あ〰も〰!勉強する気にならないよ~。まさか、第1、第2の高校に落ちるなんて…」 ショウは第1、第2希望の高校に受からなかったことがショックで、正直受験勉強する気にならなかった。しかし、次の入試に失敗すれば行く学校がなくなってしまうのも事実だった 母親「あんた、勉強もしないで余裕ね~」 静かなドアの音と共にショウの母親が部屋に入って来た 手にはお盆を持っていて、上には夜食と思われるサンドイッチとココアが乗ってた 母親「夜食持って来たけど、いらないっぽいね。」 ショウ「ちょっと休憩してただけだよ!ねぇ、そのサンドイッチの中身何?」 母親「勉強しない人にはあげれません!どうせ、2つの学校に落ちたから勉強する気がなくなってるんでしょ。」 ショウ「ち、ちがうよ!!」 母親に図星をさされて慌てて否定しようとしたが、声が裏がえってしまった。 母親は呆れた顔でお盆を机の上に置いた そのまま母親は何も言わずに部屋を出て行ってしまった しばらく黙って、ショウはサンドイッチに手を伸ばし、食べ終わると再び勉強し初めた 結局、あまり勉強もしてないまま入試の日になってしまった! ショウ「どーしよ…、緊張するよ~」 ショウは車の中でずっと縮まっていた 父親「落ち着いて受けなさい!きっと大丈夫だ。」 運転席で父親がショウに力強く言った それでもショウの体はぷるぷる震えていた 聖(セイント)クリスチャン学園… 学校名と場所以外は全て謎に包まれている…。 (あ~…絶対ムリだよぉ…みんなが受験するからってやってみたけど、やっぱり僕なんかが高校なんて…)
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