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陣「なんの用だ？」
陽菜「だからや ら な い か？」
陣「それは飽きた」
二人はなんだか分からない話をしている
不可解です
私は心の中でそう思いながら本を読む
陣「あっ！そうだ明後日お前早退出来る？」
陽菜「明後日？うん出来るよ」
陣「変な誤解をしないでほしいんだか。明後日、銀と真姫の先生が家庭訪問に来るんだ」
陽菜「？……あ！分かっただから私にお母さん役をしてほしいと？」
陣「そうだ」
陣が陽菜さんに頷いているなんの話をしているんだろう…
少し気になる…
私は本を閉じてゆっくりと陣の近くに近付いた
陣「じゃあ明後日よろしくな」
陽菜「いいよ～」
陽菜さんとの話が終わった様で陽菜さんはリビンクから出ていき
その後玄関が閉まる音が聞こえたから帰ったのだろう
陣「銀。明後日は俺と陽菜で相手するからよろしくな」
陣と陽菜さん？で相手をする？
陣「陽菜にお母さん代わりをしてもらえてよかった」
銀「………」
陣「銀ちゃん？」
なんで陽菜さんがお母さんなの？陣だけでも良いじゃない…
私は心の中でそう思っていた
陣「あのさ陽菜がお母さん代わりをするのは銀ちゃん達にお母さんが居ないと先生も心配するかなって思っただけだからあんまり気にするなよ？」
そうだったんだ…
少し勘違いをしてたみたいだ…
私は内心ホッとしていた
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