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???「何で分かったの?」
陣「どうせお前なら此処かなっと思ってな」
???「お見通しかな?」
陣「お見通しだ」
俺は彼女の隣にある椅子に座る
彼女の目線の先には一つの相合い傘が有った
小さくて今にも消えそうだけど決して無くならない
俺と彼女の約束
???「懐かしいね」
陣「此処で俺が告白したことか?」
???「そ、それもそうだけど…この相合い傘…」
陣「お前が勝手に書いた奴だよな」
???「だって!好きだったんだもん!陣くんのことが!」
彼女は一生懸命俺に言う
そんな彼女が可愛く感じる
陣「あの一年前なんてお前なんて恋愛対象じゃなかったからな」
???「本当だよ。私が何度もアタックしても全部無視するんだもん」
陣「まあ今なら何度でも言えるよ………好きだよ」
俺は彼女を優しく抱き締める
???「えへへ……私も好き」
彼女は俺の胸に顔を埋め様としたが俺はそれを止める
陣「それは後だお父さんが青い顔してお前のこと探してるぞ」
???「そうだった!何も言ってないんだ」
彼女は思い出したようで俺から離れる
???「このまま抱き合ってても良いけどやっぱり式やりたいもん」
彼女は入り口でそう言う
陣「じゃあ行こうか」
俺達は式所へ向かった
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