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幼なじみ、琉雅
雲ひとつない空がどこまでも広がっている江戸の町
「はぁ」
大きなため息をもらした眼鏡をかけた地味な少年
「どーしたアルか?」
ため息をもらした少年にチャイナ服の少女が聞く
「実は昨日電話があって幼なじみが帰ってくるんですよ」
「幼なじみが嫌いアルか?」
「嫌いってわけじゃないんですけど…
再会するの5年ぶりですよ?
どんな顔してあったらいいか」
「その地味な顔で会えばいいと思うネ」
「地味ゆーなぁぁあぁ!!」
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