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「それならさ。もっと俺のこと特別扱いしてよ。」
「特別扱い?」
裕翔くんは困ったような顔になった。
やっぱり無理かな…
「これが特別扱いだよ。」
「え?」
「だって俺、他のメンバーには抱きつかないし、距離おいて話してるよ。」
「それが特別扱い?」
「うーん、俺が思い付くのはそれくらい。」
十分だ。裕翔くんのこの手の
温もり暖かさを感じるのが
俺一人だと思うと。
とてつもなく嬉しくなった。
ーfinー
(あ、山ちゃん今日俺んちおいでよ。朝まで特別扱いしてあげる。)
(……///)
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