プロローグ

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「あなた自分で何をしたか覚えていないのですか?」 「な、なにって……」 それもそのはず、俊二には転勤になるような悪事を働いた覚えは全くなかったからだ。 いや……思い当たる節がある気がする。 心の奥底にいる『早くここから出せ!』 そう叫んでいる“もう一人の俺”の声が……
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