≪さくらσさん編≫

4/11
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
お!? 早速1人の隊員が近づいてきた。 「【隠密尾行<ストーキング>】発動!! 目標は目の前の自衛隊員」 これで僕は目標の自衛隊員以外には認識されない。 勿論レーダーにも認識されない。 隊員がゲートを抜け、基地内に入っていく。 僕は目標に気付かれないように後をつけ基地内へ。 この能力は便利だが目標に気付かれてしまうという弱点がある。 まぁ、バレなければ関係無いのだけれども。 それに進入したのはいいけども、さくらさんの居場所を知らない。 1番偉そうな人の部屋に侵入しようかな…… 目標がとある人に深々と敬礼をする。 「この人見るからに偉そうだな~」 やべっ!! 思わず声を出しちゃった。 周りには聞こえてないが目標には聞こえる。 「誰だ!!」 「ん? どうした?」 「い、いえ、何か声がしたので」 あっぶなかった~!! 瞬時に目標を偉そうな人に変えて後ろに隠れてなかったら確実に見つかってた。 ここでバレたらどうなるのかな? 鞭打ち? 電気責め? 水責め? ブルブル、どれも嫌だ。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!