≪さくらσさん編≫

5/11
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
「お疲れ様でした」 目標1号と別れる。 にしても俺凄いな。 能力発動中だからって気配消すのうますぎ。 女子トイレに行っても大丈夫なんじゃね? と、色々やましい事を考えていると、偉そうな人が偉そうな部屋に入って行く。 すかさず俺も中にin!! 中は資料とかでいっぱいだ。 それに人も少ない…… あれ!? もしかして2人っきり!? それは不味い。 非常に不味い。 目標以外に気付かれない=2人っきりだと必ず見つかる。 すると偉そうな人が後ろを振り向く。 隠れろ隠れろ!! 「……今人の気配を感じたんだが」 セーフセーフ!! 丁度いい所に資料棚があってよかった。 僕は資料棚の後ろに隠れた。 棚からスルリと紙が落ちてくる。 僕はそれを見た。 「!!」 さくらさんの部屋番号だ。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!