1人が本棚に入れています
本棚に追加
『あぁ…本当、つまんねぇぜ。全く、暇な牢屋だぜここはよぉ』
独り言を喋る男、こいつはブルーズ。かつて裏社会に君臨し、一裏社会の立役者。
『でろ、面会だ』
面会室には見たことのある顔が。
『よぉ、モーリアスさんよぉ。よ~く覚えてるぜ?あんたの事は。あんたにゃ、いろいろとお世話になったからなぁ』
ブルーズは、モーリアスの捜査によって捕まった男。いやみの用に問いかけた。
『ふっ、俺に捕まったのがそんなに悔しいか?』
『ぁんだと!?もっかい言ってみやがれ!』『まあまあ。モーリアス、今日はあんたらのコントを見に来たんじゃない。ブルーズ、お前は釈放する』
ブルーズは笑い出して、
『俺が釈放だと!?うまくいきすぎじゃねぇか?へっ。どーせ昔のアジトまで尾行する気だろ?』
ばれたか?しかしシャガールは
『いや、誰かはわからんが、保釈金を納めた奴がいる。しかたあるまい。ま、またお前がなんかやったらまた捕まえるまでさ。お前の荷物だ。さあ、出ろ』
(もしかして、リッチャの奴が俺を釈放させて…またデカイ仕事か?まあいい、ここにいちゃなんもできねぇ)
そしてブルーズは釈放された。
『シャガール、本当にこれでいいんだな』
『ああ、まあ見てろ。奴の持ち物の携帯に盗聴機、探知器を付けた。奴の服等にもな。後はじっくり観察しよう』
シャガール達は、一旦セ・グァールへ向かった。
最初のコメントを投稿しよう!