start―DEAD

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、、、っ!? よく見れば、、いや、よく見なくても気づけたはずなのに! 担任の顔は人じゃない色をしていて そして充血した白目であった。 ―ア、ウァ 「!?こ、この化け物!!」 ドッ、ドッ、バシッ!! くっ、、、こいつ思いっきり殴ってんのに痛みを感じていないのか!? ―アァ、ウウ、 でも、俺の腕を掴んでいるだけでそれ以外は何もしてこないぞ? こいつ、何を考えて―― ―アァ、ァアアアアァアアアア!!! ミシッ、ゴキッ 化け物がそう叫ぶと同時に、 化け物の顎が砕けるような、 皮膚が千切れるような音をたてながら 口をありえないぐらい開いた。 そして これもまたありえない力で顔を近づけてきた。 「、っ!危ないな!!」 俺はなんとか掴まれてない方の手で 化け物の額をおさいで防いだ。 頭突きか、、、いやでもこいつ口をパクパクしているぞ? 口を動かして頭突き、、まさか!
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