prolog―A

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――ハァ、ハァ、ハァ。 流石にここまで逃げれば少しは時間を稼げるだろう。 でも何だろう?あいつら? 自分の顔を灰色のペンキで塗って 襲ってくるとは、相当の変態達だな 私が武術を習っているといえども流石に数が多くて逃げるしかなかったが、、、、 そういや、怪我の部分は大丈夫か? まだ、制服の裏から血が出てるようだけど ――ガタン、ガタンガタン くっ、もう追ついてきたか! 仕方ないがここを出てどうにかして安全な場所、または警察に連絡しよう さぁ、行こうか、、、えっ? 美沙、その手の色、、、ちょっ、放して!放して!! これだと、さっきの奴らと同じ――
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