start―DEAD

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何かって―――何が? それは俺が部活で蹴っているサッカーボールと同じくらいの大きさだが形は楕円形をしていた。 ―――これは、人の頭だ。 そのことに気づいき、目線をあげると 主人の頭を失い、倒れていくクラスメートの体の後ろに女子生徒が一人立っていた。 その生徒は右肩に包帯を巻いて、そして、 そして、血のついた鉄パイプを持っていた。 こいつが、、、やったのか、、っ!! その瞬間、俺は金縛りにあったよう、身動きできなくなった ヤバい、ヤバいヤバい!! こっちは何の武器も無いのに― 「、、、もしかして杉原君か?」 彼女はそういいながら俺に近づこうと足を一歩踏み出してきた。 ―カッ―― その音を合図に金縛りが解け、俺はその生徒と逆方向に駆け出した。 「待て、止まって!!」 待てと言われて待つ奴はいないだろ! しかも俺の名前も知ってたし、、、 ここは逃げるしかないかっ、!?
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