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遠くなる人々の声、感じなくなる温かい体温
でも俺は止まる訳には行かなかった、振り向くルティスの手を引き、がむしゃらに走る
「絶対生きて探しにきやがれ!!」
子供ながらの精一杯の言葉…外れて欲しくないから言葉の鎖で縛った…けして外れないように
小さくレオノーラから「またな」と言われた気がした…だから俺も小さく返す
「またな」
汗と涙で汚れた顔、拭えぬ痛み
その後、俺達はお互いに何も言わずに背を向け逆に走り出した
「ありがとう」も「さよなら」も言わずに…「またな」と言う言葉を残して
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