No.Ⅰ

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総合するとだ。明人は、謎の金髪女子に空中に吹っ飛ばされたあげく、落ちた時にこの妙に怖い顔のお兄さんの後頭部めがけてダイブをかまし、当然このヤクザみたいな人はその事に大変怒ってらっしゃるということなのである 「おーし、いまから俺はボクシングをやる。そんでもってお前には特別にサンドバックの役を与えてやるけんの」 「えっ?」 「そんでもってきっかり100発分サンドバックになったら全てを水に流そう。うん」 「あっ、あのその」 「ああ、遠慮するな? タダだから。お得だろ?なっ?」 そのままがっしりと肩を掴まれると明人はどこかに連行されていった。きっと古風に体育倉庫裏とかだろうか? 「あああああああああああああああ!」 この後、かれはタダほど怖いものはないと知る 「面倒だからあいつは放って置いて教室に行くか」 「あはは💦」 「そう………だね」 何事もなかったかのように透夜たちは自分たちのクラスに向かって歩き出した
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