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魔王「あぁ、さっぱりしたわぁ♪」
アリカ「レイチェルさんは相変わらずのびてるけど……」
レイチェル「はぁ……はぁ……」
魔王「ふふっ、可愛いわね……」
アリカ「笑い事じゃないですよね…」
魔王「そうかしら……まぁ良いわ、私はレイチェルを部屋まで運ぶから、先に失礼させて頂きましょう」
すると、ヴァレンシアはレイチェルさんを抱えていそいそと出て行った
私も早く部屋に戻らなきゃ……
アリカ自室
この部屋は私が初めてヴァレンシアさんに出会った時に寝かされてから、そのまま私の部屋になっている
この部屋、結構設備が充実しており、生活には全く支障は無い
ただ、気掛かりな事がある
何故、私は殺されずにここで生かされているのだろう……
いくら優しいヴァレンシアさんと言えど結局は魔王……
最終的にどうなるかは分からない、一生働かされて終わりになるのか、それとも……
魔王「あらあら、随分と深く勘ぐってる様ね……」
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