二十三. 戦いの果てに・・・

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ジャングルジムのてっぺんで空を見上げながら会話している。 「ミナね~。  ヒロちゃんのお嫁さんになるまえに、死んじゃうみたいなの~。」 「僕のお母さんみたいに病気になるの?」 「ううん、違うみたい・・、  戦って  死ぬの・・」 一瞬、会話がとぎれる。 僕はなにやら決心したらしく・・ 「じゃあ、  オレが守ってやるよ!」 きょとんとする彼女・・ 赤面する僕・・ 彼女が沈黙を破る・・  「ありがと」 ジャングルジムの上で彼女が唇を寄せてくる。 キスをする二人・・ 女の子の涙がきらっと光っている。 え? そんなこと、あったけ・・ 彼女とのキスは二度目?
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