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そこからはテレビをつけてあ～大晦日なんだぁ…と思いながら外を眺めたら…
『あ!?雪だぁ…でも降るって予報では言ってなかった…』
その時に感じたのです。
トニーがあいさつにきたんだ。本当に最後の…
『最後会えるの待ってたけどそろそろお別れの時間が来てしまったみたいだから行くね、今までありがとう、姿形は無くてもいつも傍にいるからね、じゃあな…バイバイ』
その瞬間今まで我慢していた感情も押さえられずに声を上げて泣いてしまったのです。
沢山の思い出、初めてペットショップに迎えにいき車で連れてくる時に車酔いしたトニーがひざの上に吐いてしまったこと、年末年始に二人で過ごしたこと辛く悲しい時にトニーを抱き締めて泣いたら優しく舐めて励ましてくれたこと…走馬灯のようにかけめぐり涙も後から後からあふれでて止まらなかった。
トニー、最後に顔みたら辛いのもあって行きたくなかった。でもやっぱり会いたかった…ごめんね、行かなくてごめんね…
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