新入生君。

14/25
前へ
/44ページ
次へ
溜息に少し哀れむように顔写真を見てるロゼル。 そこまで可哀相か。 私に選ばれることが。 「まあ、どうせ何言っても聞かないからいいじゃない。」 「知ってますけど、貴女に言われるとムカつきますね。」 ごめんなさい。 調子乗りました。 それから、椅子でくるくる回ったり、クーアに悪戯しに行ったり、ロゼルに絡みに行ったりしたけど。 最終的にクーアにどつかれた。 「ちゃんと戸締まりしなさいよ。」 「はーい。」 窓の鍵を閉め、電気をきる。 そしてクーアが生徒会室の鍵を閉める。 あれだな。 立場絶対反対。 「よし、コンビニ行く?スーパー行く?それともファミレス?」 「貴女の悩内はそれ一色ですか。」
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加