新入生君。

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何はともあれ間に合ったのだからいいだろう。 それから脇に居る先生達の所へ。 「おはようござます。何かすること等ありますか?」 クーアが喋ってるんじゃないよ。 私が喋ってるんだからね。 「ああ、ロリノア君か。 おはよう。 あらかた片付いたから大丈夫だよ。 新入生が来るまで舞台の脇で待っていてくれるか?」 何故先生という生き物は君付けが好きなのだろう。 「はい、わかりました。」 クーアを連れて先生達から離れるとクーアが地味にボソッと言っているのが聞こえた。 「気持ち悪い。」 ごもっともで。
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