再会

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アイズは思案顔を終えた といっても、これからも作戦を成功させる為に続けるのだから、一時中止という言い方が正しいだろう 一先ずクルスに気配を集中させると、両腕を交差させて力を溜めていた 現在両腕は悪魔の爪 その見たことのない意味深な動作に少し怪訝な表情をするが直ぐに、少し驚きの表情に変化する クルスはその長い爪を飛ばしてきたのだ 「そんなことも出来るのか!!」 全力で左へ避けるとクルスがまた距離を詰めながら、再生した爪の波を放つ どうしても接近戦に持ち込みたいらしい アイズも本当は氣護壁で防御に専念したいが、破られ、逃げ場を失った為使うわけにはいかない 揺れる体で必死に回避するが反撃が出来なず、距離を詰められた 悪魔の爪の射程距離にクルスが入り、両腕で攻撃をけしかける 「しまった!」 声をあげたのは勿論アイズ 間に合わない その光景に残りの者達も息を飲む そして…… クルスは突然もたれ掛かるように倒れ込んだ
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