プロローグ

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-カツン カツン カツン カツン カツン カツン カツン 薄暗い窓一つ無い廊下を歩く3人の男達がいた -ピッ T字路に差し掛かった所で壁に取り付けられている通信機で何処かへ連絡を取っている -これから実験場で昨日の続きをするからアレを出せ 私は例の物を運ぶ。通路の用意を -は、了解しました。只今よりロックを解除します。 -シールド発動、システム展開、LH.Ⅰ・OW.Ⅱ共にクリア -KE.Ⅳクリア。ロック解除 -ロックが解除されました。どうぞお通り下さい。 -ん カツン カツン カツン カツン カツン カツン カツン 男達は鉛の扉の前で立ち止まると通信機で話していた男が扉の横にあるスイッチを押した フシュッフシューと言う音がして暫く経ってから男達は分厚い扉の中へ入っていった 中に入った男達は黒く四角い大きな箱を2人掛で運んでいた 中からはチャプチャプと水音が聞こえる -行くぞ 一人先頭を行く男は偉そうに命令をする -は、 荷物を持つ男達は了解の意を短い返事で帰すと後をついて行く 男「もう少し、もう少しで…フフフフハッハッハ」 さっき偉そうにしていた男の高笑いが不気味に響くのであった
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