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「司令部、聞こえるか?
ターゲットを確保これより脱出する」
灘本は無線機を取り出しそう言った。
『了解。着陸地点まで急げ。これより攻撃を開始する。誤爆に気をつけてくれ』
「了解、アウト」
「川崎、コイツを任せた。ついて来い」
灘本は司令官の背中を引っ張り川崎に渡した。
「了解。行くぞ」と言い、川崎は司令官の尻をブーツで蹴った。
司令官は凄い形相で睨み返したが、川崎は襟を掴み灘本と供にテントを後にした。
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