可憐なカレン

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「ガチャッ」 まずい。 見つかったらどんな目に遭うかわかったもんじゃない。 隠れよう。 おれは角の洗面台の影に身を隠した。 入ってきたのは14、15歳くらいの見慣れぬ少女だった。 少女の表情は非常に穏やかで白いほほは桜色になっていた。 髪はきちんと結られてあり、菊の花が綺麗に描かれた髪飾りをつけていた。 少女がおもむろに体にまとっていた白い大きなバスタオルを取った。 ふくらみかけの小さな胸、柔らかい小さなお尻。 少女は青い瞳をしていた。
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