0人が本棚に入れています
本棚に追加
「えぇーでは今から出発式を始めたいと思います」
司会の人が話し始めて私達は静かになった。
適当に話を聞きながら出発式が終わると学校の門で待っていたバスに乗り込んだ。
私の隣に座るのは
もちろん朱李。
そしてその後ろには奈果(ナカ)と莉歩(リホ)が座っていた。
4人で昔流行ってた遊びをしてバカみたいにはしゃいだ。
そのおかげで初日の朝なのに既にお疲れに・・・
まぁお疲れでも私達はそこそこの盛り上がりで話をしていた。
その話題はもちろん、女子の好きな恋バナ。恋バナのターゲットは奈果。
永遠「ねぇ、奈果。大河に告らないの?」
奈果は小学生の頃から松原大河(マツバラ タイガ)のことが好きだった。だから私達はどうしても奈果に告って幸せになってほしかった。本当に。
奈果「えぇ?無理だよぉ〰大河君に告るなんて・・・フラれるに決まってる・・・」
朱李「そんなことないよ!奈果の想いは絶対に大河に届くから!」
莉歩「そうだよ!奈果なら大丈夫!」
最初のコメントを投稿しよう!