幸せの音。

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「アタシとたいちが家族になったなら、アタシはあきらとも家族になったと思ってるよ?」 あきらの手を握ると、照れた様に笑ってくれた。 更にその手を、たいちの両手が包む。 「…なんだ? このくっさい青春映画みたいな感じ。」 半分照れながらふてくされた顔をして、そっぽを向くたいち。
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